綾解きの「植物」ジャンルは、288回遊ばれて勝率66%。
「今日の一問」の84%より、18ポイント低い数字です。
綾解きには「今日の一問」(5文字・6文字)と、食べ物や地理などのジャンルモードがあります。2026年5月9日から8月23日までの実際のプレイ記録を集計すると、両者にはっきりした差が出ました。
| モード | プレイ数 | 勝率 |
|---|---|---|
| 今日の一問(5文字・6文字) | 1,400 | 84% |
| ジャンルモード(全8種) | 1,048 | 66% |
18ポイントの差です。ジャンル別に分けると、こうなります。
| ジャンル | プレイ数 | 勝率 | 平均試行 |
|---|---|---|---|
| 陸の動物 | 31 | 77% | 6.3 |
| 鳥類 | 77 | 71% | 7.0 |
| 食べ物 | 282 | 67% | 6.8 |
| 植物 | 288 | 66% | 7.2 |
| 神話 | 69 | 65% | 7.4 |
| 地理 | 185 | 63% | 6.5 |
| 水生生物 | 34 | 62% | 6.4 |
| 生き物 | 82 | 57% | 7.3 |
植物は66%で、順位としては真ん中あたり。ただしプレイ数288件はジャンル中で最多です。それだけ多くの人が挑戦して、3人に1人が解けずに終わっている。収録語数も3,675語と全ジャンルで最も多いジャンルです。
なぜ解けないのか。実際に正答率が低かった問題から考えます。
※ 1日あたりの挑戦者は3〜11人程度です。統計として厳密な数字ではないため、傾向として読んでください。
61日分の出題のうち、4人が挑戦して1人しか正解できなかった日が5日ありました。並べてみます。
同じ期間に、挑戦した人が全員正解した問題もあります。
| 言葉 | 正答率 |
|---|---|
| あおりんご | 100% |
| うつぎもどき | 100% |
| いんどはーぶ | 89% |
| やまうるし | 88% |
「あおりんご」の代表品種グラニースミスは、1868年ごろオーストラリアで発見された品種です。果皮が緑色のまま完熟するのは、葉緑素が分解されにくい性質によるもの。あの緑色は未熟のサインではありません。
「うつぎもどき」は初夏に白い小花を房状に咲かせる落葉低木で、ウツギによく似た外見から「モドキ(擬き)」の名がつきました。見分けがつかないほど似ていながら、分類上は別の植物とされています。
どちらも決して有名な植物ではありません。それでも全員が解けた。難問との違いは、珍しさではないところにあります。
解けた言葉を分解すると、共通点が見えてきます。
すべて知っている言葉の組み合わせです。だから途中まで文字が当たれば、残りを推測できます。「あお」が確定すれば「あおりんご」「あおじそ」と候補が絞れる。「もどき」が見えれば、前半は何かの植物名だと分かる。
一方、解けなかった言葉はこうです。
つまり難しさの正体は、その植物が珍しいかどうかではなく、言葉を意味のかたまりに分けられるかどうかです。分けられなければ、色のヒントが出ても次の一手が決まりません。位置が当たっても、そこから広げられない。
「うつぎもどき」が100%だったのは象徴的です。ウツギに似ているから「モドキ」。名前の作りが透けて見えるので、途中から推測が効きます。知らない植物でも、名前の構造を知っていれば解けるということです。
では、その「名前の構造」にはどんな型があるのか。植物の名前は、大きく3つの付き方に分かれます。
型を知っていると、初めて見る名前でも切れ目を推測できます。「〜もどき」「〜だまし」は見立て型、「〜がや」「〜すげ」は用途型。そう当たりをつけられれば、残りの文字を絞り込めます。
正答率25%の言葉も、由来を知ってしまえば次からは解けます。「比翼」が対になった葉を指すと分かれば、「ひよく」から檜葉が浮かぶようになる。
いつも通り過ぎている道端の草にも、それぞれ名前と、名付けた人の見立てがあります。植物ジャンルの勝率が66%にとどまるのは、その名前の多くがまだ知られていないからです。逆に言えば、まだ知る余地が3割あるということでもあります。
※ 本記事の数字は綾解きのプレイ記録(2026年5月9日〜8月23日)にもとづく実測値です。1日あたりの挑戦者数が少ないため、統計としての厳密さより傾向を示すものとしてご覧ください。植物の解説は各語の豆知識データにもとづきます。
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